マレーシアでフェラーリの強さが絶対ではないことが明らかになった2007シーズン。2戦目から休む間もなく突入したバーレーングランプリは開幕フライアウェイシリーズを締めくくる3戦目であり、各チームのおおよその位置づけがそろそろわかってくる頃でもある。バーレーン初日フリー走行はやはりフェラーリとマクラーレンの直接対決となった。ライコネンとハミルトンのタイム差0.017はこの先の予選、決勝でも激しい接戦が繰り広げられるだろう事を予感させる。前戦ではエンジンに不安があったため全開で戦えなかったライコネンにとってはタイトル争いの意味でも今回は絶対に逃せないレースだ。そして自らのミスによって勝利を手放してしまったマッサにとっても正念場といえる。3戦目にしてフェラーリにはある意味で危機感が感じられるのは僕だけだろうか。一方のマクラーレンが前戦で久々の1-2フィニッシュを決め、チーム全体が意気揚々と前向きに見えるからか。ルノーは相変わらず中団に沈み、ホンダも未だ深い闇の中。よってBMWが3番手チームのポジションをキープしている。



バーレーン2
バーレーン1
バーレーン3
バーレーン4


フリー走行2結果 . .
順位 No. ドライバー チーム ベストタイム 周回 平均速度(km/h)
1 6 K.ライッコネン フェラーリ 1'33.527 33 208.316
2 2 L.ハミルトン マクラーレン・メルセデス 1'33.540 33 208.287
3 10 R.クビサ BMW 1'33.732 37 207.860
4 5 F.マッサ フェラーリ 1'33.772 28 207.772
5 1 F.アロンソ マクラーレン・メルセデス 1'33.784 30 207.745
6 17 A.ブルツ ウィリアムズ・トヨタ 1'33.973 26 207.327
7 9 N.ハイドフェルド BMW 1'34.076 34 207.100
8 16 N.ロズベルグ ウィリアムズ・トヨタ 1'34.189 34 206.852
9 14 D.クルサード レッドブル・ルノー 1'34.359 32 206.479
10 12 J.トゥルーリ トヨタ 1'34.366 33 206.464
11 8 R.バリチェッロ Honda 1'34.391 28 206.409
12 4 H.コバライネン ルノー 1'34.585 33 205.986
13 23 A.デビッドソン SUPER AGURI Honda 1'34.595 29 205.964
14 15 M.ウェーバー レッドブル・ルノー 1'34.677 24 205.785
15 3 G.フィジケラ ルノー 1'34.796 34 205.527
16 22 佐藤琢磨 SUPER AGURI Honda 1'35.001 35 205.084
17 18 V.リウッツィ STRフェラーリ 1'35.268 38 204.509
18 11 R.シューマッハ トヨタ 1'35.427 29 204.168
19 20 A.スーティル スパイカー・フェラーリ 1'35.582 31 203.837
20 19 S.スピード STRフェラーリ 1'35.687 34 203.613
21 21 C.アルバース スパイカー・フェラーリ 1'35.835 30 203.299
22 7 J.バトン Honda 1'36.079 19 202.783